だんだん暖かくなってきました。春にはちょっと、可愛い気分になりますね。ご紹介するお花は、『サフィニア ラベンダーレース』です。とっても可愛いお花をたくさん咲かせるキュートなフラワーですよ。
サフィニアの名前は、花が地面を這うように成長していくことから「サーフィン」、もともとの品種「ペチュニア」を掛け合わせて命名されました。「ラベンダーレース」は、花びらの薄紫色をラベンダーカラーと呼び、細かなラインが入っていることから、つけられました。ちょっと大人びた女の子のイメージですね。
サファニアは、お酒で有名なサントリーと京成バラ園が共同でつくりあげら品種です。サントリーの社員の方が、ブラジルに駐在中に持ち帰ったペチュニアを品種改良したことが、生まれる由縁。日本で生まれたお花なんですね。
日の光がとっても好きな花で、半日以上直射日光の当たる場所で管理することが望まれます。お花が咲くのは4月~10月。春になると街角に姿を見せます。小さな花は3cm前後、4~6cmの中輪、7~10cmの大輪があります。
----------サファニアは、ナス科ペチュニア属の花です。栄養繁殖と呼ばれる、胚(はい)や種子を経由しないで繁殖する無性生殖する品種。根・茎・葉などの栄養器官から、次の世代の植物が生まれます。日当たりがよくなければならないことと、雨に弱いことから、花壇での栽培には不向きで、プランターやハンキングに適した品種といわれています。枝がしなやかに伸びるペチュニア系の高級品種です。