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スタッフブログ

2011年04月記事リスト

ワイヤーで『表札』をつくる④

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2本のワイヤーをつなぐ方法を今回はご紹介しますね。これもカーリングと同様、基本的な技法ですので、覚えてください。


まず、最初にワイヤーの先端が1cmぐらい顔を出すように摘みます。そして、ラジオペンチでワイヤーの先端から5mmぐらいの場所を掴みます。掴んだら手首を外側に返してカギ型に丸めます。イラストのようなフック状に丸める工程です。


次にまっすぐなワイヤーにカギ型に加工したワイヤーを引っ掛けます。T字型になった2本のワイヤーをイラストのように左手で固定してください。


しっかり2本のワイヤーがズレないようにしながら、結合部分の真上をラジオペンチで挟み、締め付けます。更に、2本のワイヤーを固定したまま、結合部分のちょっと下、カギ型の先端部分をラジオペンチで掴みなおして締め付けましょう。これで、T字型の結合が完了しました。


ワイヤーアートは一筆書きのように、1本のワイヤーで文字や形をつくっていくイメージがありますね。今回の表札をワイヤーでつくる場合は、この1本を丸めて曲げて折り返しての加工を頻繁に繰り返します。


一つひとつの文字が完成した後は、複数の文字をつなげていく工程になりますので、2本のワイヤーを結合する基本的な方法が必要になってきます。つなぎ目が動かないように固定できるように、何度か練習してくださいね。それでは、次回をお楽しみに!

モダン&スウィートな『セラミックサイン ビーンズ 異形 GM1-S-B03』

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パステルカラーの可愛い表札『セラミックサイン ビーンズ 異形 GM1-S-B03』をご紹介します。


『南欧風』のエクステリア・スタイルは、好みによってコーディネートが様々ですね。ちょっとロマンチック・メルヘンの雰囲気で、玄関まわりをコーディネートされている方にお勧めの表札です。


透明感のある陶器でつくられたプレートは、丸みのある可愛い形。柔らかで温かみを感じさせます。ちょっと油絵を描くときのパレットに似ていますね。表面には丸い水滴のようなアクセントが入って、ポコポコっと、さりげなくナチュラルなデザインになっています。


表札のカラーリングは、陶器の色づけをするための釉(うわぐすり)でピンクに仕上げられています。釉独特のグラデーションが味わいを加えてくれますよ。ピンクの淡いカラーは、とても女の子らしいイメージにも思えますね。


W180mm×H160mmサイズで、表札としての存在感もありますよ。ベースカラーはピンクのほかに、ホワイト、ベージュ、グリーン、ネイビーと全部で5色。お好みのカラーをお選びいただけます。お名前の文字はタイルをエッチングしてホワイトかブラックの色を流し込みます。


ご自宅の玄関をキュートに演出するセラミック表札を是非、ご検討くださいね。

ワイヤーで『表札』をつくる⑤

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今回は、丸く輪をつくったワイヤーの連結です。ワイヤーアートで小物入れやちょっとしたワイヤーラックを作る場合などに、よく使われる基本的な技法です。覚えてくださいね。


材料を購入すると、ワイヤーは輪の状態で丸められて袋に入っていますね。この丸まった状態を利用しましょう。ちょうど、円を描ける長さの部分をニッパーでカットしてください。


カットできたら、イラストのように先端の一方の端から1cmぐらいの部分を摘みます。そして、ラジオペンチで先端を挟みましょう。ワイヤーを摘んだ指に力を入れて固定し、ラジオペンチを持った手を外側に返します。鍵型、フックの形に曲がりましたね。


次に、もう一方のワイヤーの先端も同じようにフックにします。これで、ワイヤーの両端を鍵型にできました。どちらか一方を、もう一方に対して垂直になるよう指先で捻じ曲げます。最終的にワイヤーの両端を引っ掛けますので、捻じ曲げる方向はイラストを参考にしてください。


ワイヤーの両端を引っ掛けたら、それぞれの鍵型をラジオペンチで締め付けて固定完了!作業の途中で、できるだけワイヤーの円を崩さないように注意してくださいね。きれいな輪をつくるコツですから。


次回は、2本のワイヤーを揃えて結合する束ねる基本技法をご紹介します。お楽しみに!

ゆるやかなRにシンプルな仕上がりインターホンカバー『コクーンKS1-KA-W-O』

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都会的でシンプルなエクステリア・スタイル『スタイリッシュモダン』にぴったりのインターホンカバー『コクーンKS1-KA-W-O』をご紹介します。


写真のように、とってもシンプルでスタイリッシュなデザインですね。インターホンをすっぽりと覆い隠すタイプのカバーですので、カメラと呼び鈴のスイッチ、スピーカー部分が、それぞれ窓になっています。


パネルは、ゆるやかな曲線・Rで描かれていて、左右両サイドも丸く加工されていますね。この曲線が、ちょっとした優しいイメージを与える秘密。LEONデザイナーズポストシリーズの曲面パネル・アルミボディともマッチするスタイリングのインターホンカバーです。


写真のアイテムはホワイトカラー。バックがコンクリートでも、ナチュラルな木目調でも、レンガ調タイルでも違和感なく自然に溶け込みます。コーディネートのしやすい形とカラーです。サイズは180mm×180mmと存在感ある大きさ。インターホンの厚さが25mm~50mmのものに対応します。写真の他にもヘアライン仕上のシルバーカラーや表札を兼ねる名入れ仕様のものもあります。


シンプルで都会的な洗練された玄関に、お勧めのアイテムですよ!

木工『ポスト』ハンドメイド⑤

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ポストのパーツごとに模造紙に描き込んだ型紙をカッターなどで切り抜きます。パーツごとのバラバラの型紙になりましたね。


次は、型紙の裏面にのりを塗っていきます。大きなパーツですが、縁も真ん中もまんべんなくのりをつけます。


材料となる板に型紙を貼っていくのですが、板には「目」がありますので、貼り付ける方向に注意が必要です。「目」とは、板の木目の方向のことです。横に伸びる木目であれば、この横方向に対して各型紙の長い辺が平行になるように貼り付けていきます。イラストを参考にしていただけるとわかると思いますが、ポストの側板の型紙は横向きに貼られていて、長い辺が木目と平行です。同じように他の型紙も、長い辺が木目に平行となるよう貼っていきます。


型紙同士の間には、のこぎりの刃の厚み分だけ隙間を空けましょう。型紙と型紙の間を2mmぐらい離して貼りこむ感じです。できるだけ、パーツを集めて無駄が無いように型紙を配置します。また、板の縁の水平・垂直のラインを生かして、縁に沿って貼りこむのが、のこぎりでのカット作業とヤスリ掛けの作業を楽にするコツです。型紙の裏表と向きを間違えないように貼り付けてくださいね。

銅板で『インターホン・アクセサリー』をつくる⑤

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前回、銅板から切り出したインターホン・アクセサリーのパーツを火で熱して、ヤスリ掛けの作業をしやすくする「なまし」をします。


この作業は、硬い金属を削ったり切ったりしやすいように、やわらかくする為の工程です。銅板からデザインに沿って金のこぎりで切り出す際は、まだ、「なまし」の前でしたので、作業が大変だったと思います。次の工程となるヤスリ掛けは、細かい形を削りだす、繊細さも必要になる加工ですので、思い通りの仕上がりになるように、「なまし」をするのです。


まずは、デザインの型紙に沿って釘で銅板に線を描きます。釘のとがった部分で、銅板に傷をつけると思ってください。型紙に沿って描き終わったら、銅板から紙を剥がします。このとき、カッターの刃のように、薄く鋭利なものを使うと、剥がしやすいですよ。紙を剥がし終わったら、きちんとデザインが傷で描かれているかを確認。きちんとデザインが線になっていたら、「なまし」ましょう。


鍋敷きの上にフライパンを乗せ、銅のパーツを入れます。そして、トーチに火をつけて銅版を熱します。全体が、やや赤くなるくらいを目安にまんべんなく火を通しましょう。トーチは、カセットコンロのボンベに取り付けるタイプのものが、ホームセンターなどに売っています。


熱し終わったら、水をはったボールの中に入れて、「なまし」は完了です。熱した銅板を掴むときは、トングなどを使ってくださいね。

大きくなったね。『ポスト』で気づく、子供の成長30

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「おばーちゃん!」「ただいま。お母さん。」「いらっっしゃい!」


到着です。私の実家、メールのお婆ちゃんの家です。駅まで私の父、お爺ちゃんが迎えに来てくれましたから、荷物も先に届いています。きっと玄関で母はずっと待っていてくれたのでしょう。手には私の荷物を持ったままです。ほんとにお爺ちゃんは気が利きませんね。荷物も家の中に運べばいいのに。


結婚する前は駅から近いと感じた家も、お腹に赤ちゃんがいることと、2歳6ヶ月のメールがいることで、ゆっくり歩いて、遠いの何の。歩くだけでも大変なのは、ちょっと気が抜けたからでしょうか。


でも、これで、もう安心です。パパの晩ご飯も、メールのお風呂もご飯も、着替えやお出かけのお支度も、何にも心配いりません!よかったー!


母も父もメールに会えるのを楽しみにしていましたから、きっと色々な所に連れて行ってくれるのでしょう。あとは、無事、メールの弟を生むだけです。


-----------里帰り出産の最大のメリットは、日ごろの家事の負担が減ること。出産間近のママには、とっても楽ですね。ましてや、一人目の子供が小さいと、誰かの助けがなくては、面倒をみきれません。安心の里帰りですが、やはり、環境は一変します。地域によっては、朝昼の温度差が大きかったりしますので、風邪にはご注意を。生活空間としての家も変わりますので、屋内で転んだりなど、慣れるまでは特に気をつけましょう。

春を告げる花「桜」

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だんだん街も暖かくなってきましたね。都会の公園にも桜の花がチラホラと咲き始めています!春ですね。お花見で気分転換したくなる季節です。


日本全国、春とともに親しまれる花ですが、意外にデリケートな花なんだそうです。地面の浅い部分に生えた根から栄養を吸収するため、根の張る土が固くなると、枯れてしまうこともあるとか。花見でも、桜の根元に座るのは、避けたほうが桜のためにはなるようです。


気になる花言葉は、「精神美」「純潔」「高尚」「優れた美人」などと、知的な美しい大和撫子を連想させます。桜が開花してから、花が散るまでの期間は、5~12日と意外に短い時間です。様々なアーティストが音楽や、小説、絵画に写真と題材にする花。華やかに咲いては散っていく姿が、人々に美しさの貴重さを感じさせるのでしょう。


皆さん、マナーのお花見を楽しんでください!


----------バラ科>サクラ亜科>サクラ属に分類される花です。バラの仲間なんですね。桜の品種は数百種類もあるといわれていますが、大きく分けると山野に自生する「野生種」と鑑賞を目的に品種改良された「園芸品種」があります。野生種の代表的な桜は「山桜」。園芸品種の代表は「染井吉野(ソメイヨシノ)」です。染井吉野は、日本全域で見られるメジャー品種ですから、ご存知と思います。その他にも、枝垂桜(シダレザクラ)や八重桜(ヤエザクラ)、河津桜(カワツザクラ)が有名ですね。皆さんの周りに咲く様々な桜を、散策するのも楽しいレジャーですね。

木工『ポスト』ハンドメイド⑥

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前回、大きな板も小さな板も、型紙が貼り終わりましたね。この板をカットするために、作業台にクランプで固定します。大きな板を切りますので、作業台は高さが低いものがお勧めです。また、クランプで固定しやすいように、テーブル型がいいでしょう。イラストのように、板にクランプの締め付け跡が残らないように、当て木を挟んで固定します。そして、型紙に沿って、のこぎりでカットしてください。


イラストのような両刃のこぎりには、縦挽きと横挽きの異なる刃が左右それぞれに、ついています。板の木目と平行になるように、繊維に沿って切る場合は縦挽きの刃を使います。逆に板の木目に対して直角方向になるように切る場合は、横挽きです。刃の目がスッキリしているほうが縦挽きで、ジグザグに細かい方が横引きです。


板をまっすぐに切るコツは、真上からのこぎりの刃を見ながら挽くことです。板に対して直角にのこぎりの刃を立てるように挽くと、真上から見て、1本の線に刃が見えます。これが、直角にのこぎりを挽けている状態です。斜めになっているとイラストのように左右どちらかに傾いた分、のこぎりの刃が面で見えてきますので、すぐに気づきますよ。作業をしやすいように、パーツをこまめに切り分けてくださいね!


くれぐれもケガにはご注意ください。

銅板で『インターホン・アクセサリー』をつくる⑥

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前回は、材料取りをした銅パーツの「なまし」を行いましたね。これで、銅もやわらかくなり、削りやすくなったはず!


さて、まずは作業を安全に進めるために、銅パーツをクランプで固定します。作業台の角の部分にイラストのように当て木を挟んでクランプで締めつけます。もし、普通にお使いのテーブルを作業台にする場合は、銅板とテーブルの間にも当て木を挟みましょう。固定が終わったらヤスリ掛けです。


イラストのように作業台から突き出た部分のパーツをヤスリで削っていきましょう。ヤスリや銅パーツの縁で、手を切ったりしないように、気をつけて作業してくださいね。


ヤスリは上下に動かしますが、下から上であれば、押し上げるときに力を入れて削ります。ヤスリは押したときに削れるようになっていますので、引くときには力を抜きましょう。


パーツの直線に近い部分は平らな平ヤスリ(ひらやすり)で削ります。鋭角の部分は半丸ヤスリで切り込みを入れるようなつもりで、削るときれいに仕上がります。デザインの輪郭にあわせて、削りやすいヤスリを使うのがコツです。


できるだけ丸みをつけずに、パーツの外形を整えれば、削り出しの工程は終了です。ここから、イメージに合わせて、丸みをつけたり、凹凸をつけたりしていきます。次回は仕上になる表面加工をご紹介しますので、お楽しみに!

ワイヤーで『表札』をつくる⑥

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2本のワイヤーをつなぐ方法は、つなぎ方によって様々です。今回は、重ねるように並べたワイヤーの結合方法をご紹介します。


イラストのように、2本のワイヤーを揃えて並べましょう。隙間なくぴったりと、くっつけるのがコツです。そして、別のワイヤーを3回巻きつけて、並べた2本が動かなくなるようにします。


巻きつけた1本のワイヤーの両端部分が上下に伸びていますね。この両端2本を捻りよるようにして、締め付けていきます。イラストのように、紐を編むような感じで捻りましょう。


捻り締めができたら、余分な部分をニッパーで2本ともカットします。カットできたら捻られた部分をラジオペンチの先(細い先端部分)で摘んで、並べて締め付けた2本のワイヤーの裏側に折り曲げます。できるだけ、でっぱりが少ないように、ぴったりと折り曲げて揃えた2本のワイヤーに添わせましょう。


これで、結合は終わりです。裏面にきちんと捻りよったワイヤーのコブが隠れるため、表側から見ると、きれいな巻きつけ部分しか見えません。捻りよるときに、やや隠す側に近づけて締め付けると隠しやすいですよ!この結合方法も基本的な手法ですので、覚えてくださいね。


それでは、次回から、いよいよ文字づくりの方法をご紹介します。お楽しみに!

鍛鉄で日食を描く『天戸 Na-1SBL06BBバーンブラック』

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炎と鉄と技の記憶が、鍛鉄の日食になる。そんなキャッチフレーズで、味わい深い鉄の造形が人気のアイテムをご紹介します。鍛鉄で日食を描く『天戸 Na-1SBL06BBバーンブラック』です。とても深みのあるブラックカラーの表札ですね。


鍛冶屋さんをご存知ですか?真っ赤に焼けた鉄をハンマーでトンカンして、様々な鉄の器具をつくる職人さん。そんな汗と炎をイメージさせる表札です。ハンマーで叩いた柔らかな凹凸がとっても有機的で温かみを感じさせます。


太陽の輪郭をイメージした円弧を描く刳り貫いたデザインが、印象的。もちろんお名前の文字も鉄を刳り貫いてつくります。書体は英文も和文も選べて、もちろん漢字での表記もできますよ。筆調のちょっと太目の明朝書体もありますので、お好みのイメージでお名前の造形も仕上ることができます。


カラーは写真のバーンブラックの他に、錆(さび)を活かしたルストブラウンがあります。表札のバックにLEDライトを設置するタイプですので、夜の玄関に光で浮き上がる表情も、とても幻想的で素敵な表札ですよ。


品格と威厳を感じさせる漆黒に焼き染められた表札。歴史と時代を感じさせる和モダンなエクステリア・スタイルにぴったりですね。和風のご自宅はもとより、お店の表札としても、とても似合うアーティスティックな仕上がりですので、お店を経営されている方にもお勧めの逸品です!

ワイヤーで『表札』をつくる⑦

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基本的なワイヤーアートの技法をマスターしたら、いよいよ文字づくりに入ります!最初の文字はアルファベットの「H」です。


イラストのようにワイヤーの1辺をカーリングします。ちょっと小さなカールの次に大き目のRをつけてみました。お好みで、カーリングは細かくても大きめでもかまいません。


次に、「H」の文字の左側の縦線になる長さの位置で折り曲げます。曲げる部分をラジオペンチで挟む込み、強めに握って裏側に折り曲げます。ワイヤーが1本に見えるように重なるまで折ってくださいね。


左の縦線ができたら、裏返して、ちょうど真ん中ぐらいの位置で、くの字に曲げます。「H」の中央の横線です。


続いて上に向かってくの字に曲げます。これで、「H」の右側の縦線のラインが決まりました。左右の縦線が揃う高さで左側の先同様に、折り重ねます。


「H」の文字ができましたね。最後に、はねのRをつくりましょう。ラジオペンチで大き目の曲げをつくるイメージです。スリ棒などを使って丸めてもいいですよ。


はねができたら、適当な位置でワイヤーをニッパーでカットしましょう。これで、「H」の文字が完成です。


正面から見て、カールの向きやワイヤーの重なりを綺麗に見えるように微調整してくださいね。もし、カールが斜めになっていたり、はねが曲がっているようでしたら、平らな場所に押し当てながら、手で調整をしてください。


次回は「Y」の文字です。お楽しみに!

ウェルカムカラーが爽やかなステンレス・インターホンカバー『MuurミュールKS1-C104C』

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豊富なカラーバリエーションが特徴的なインターホンカバーをご紹介します。ステンレス・インターホンカバー『MuurミュールKS1-C104C』です。


写真は、レギュラーカラーのホワイト!とっても爽やかなイメージですね。キャッチフレーズは「ウェルカムカラー」。「訪れるお客様を色でお出迎えする。」が商品コンセプトです。ステンレスベースの本体を焼付塗装でカラーリングした高品質の表面仕上が、安心のアイテム!


写真の他にもレギュラーカラーはブラック、ヘアライン、シルバー、アクアと4色で、全5色が用意されています。特注のオーダーカラーは、レッド、オレンジ、ライトグリーン、グリーン、ライトブルー、ブルーの6色。


ウォールのカラーリングやポスト、表札とのコーディネートを楽しめます。写真の表札は「ライン」というネーミングの線をアクセントにした切抜き文字が人気のアイテム。ポストは埋め込み型の「リブレ」です。色々な組み合わせを考えてくださいね。


対応するインターホンの子機サイズは、厚さ25mm~50mmの範囲です。埋め込み式の子機であれば、壁から出ている高さが25mm~50mmの範囲であれば対応できます。

木工『ポスト』ハンドメイド⑦

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型紙に沿って、板の切り出しが終わりましたね。使い分ける木の種類ごとに、板を切り出してください。イラストは、桜の板のパーツです。一番枚数の多いパーツですね。


切り出しが終わったら、切り口(木口)のヤスリ掛けです。日曜大工が得意な方なら、鉋(かんな)を使ってもいいですよ。ここでは、手軽なハンドサンダーで平らにしていきます。それぞれのパーツの4辺を真っ直ぐになるように、余分な部分にヤスリを掛けます。もちろん、安全のためには、クランプで固定してからがいいでしょう。ハンドサンダーを木口に水平に当てて、真っ直ぐに引くのがコツです。角の部分が直角かどうか、時々、差し金で確認してください。


ポストの側面になる板は左右対称で同じ大きさ形のパーツです。この2枚のパーツは、重ねてガムテープなどで仮止めをし、2枚同時に平らにしていきます。仮止めの位置は2ヶ所にすれば、2辺のヤスリ掛けができます。クランプで固定し、ズレないように削りましょう。これで、形がバラバラにならずに済みますので、後の接合も歪まなくなります。


できるだけ、木口が斜めに削れないように注意してください。角の部分は、紙ヤスリでちょっと丸め、トゲなども出ないように後から仕上げますので、ここでは気にしなくて大丈夫です。ケガの無いように作業してくださいね。

銅板で『インターホン・アクセサリー』をつくる⑦

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材料を削りやすくするための「なまし」が完了しましたね。いよいよ、味わいを表現する削り加工です!


まずは、安全のために材料パーツをクランプで作業台に固定しましょう。削り出しのときには、材料の厚みの部分をフラット面にするために、ヤスリは垂直に上下するように動かしました。今回は、デザインを表現するためにパーツに丸みをつけていきますので、やや斜めになるようにヤスリを当てていきます。イラストのように、真上から見て、ヤスリ面に幅ができるような感じです。まずは、パーツの上から角にヤスリをあてて、かぶせるようなイメージで、ちょっと押してみます。力を入れたまま、下に押し引くように、「ガリ!」とパーツの角を添いでください。


丸く形をつくるように、角を少しずつそぎ落として、おおまかな丸をつくります。細かな丸みは、ちょっと力を抜いて、ジョリジョリと削ってください。細かな部分も、小さなゆるい角にヤスリを当てて引くように削ります。ヤスリの向きを小刻みに変えながら、丸みをつけましょう。


角を落とすには平ヤスリで、溝をつくるには、エッジが薄い半丸のヤスリを使うと、うまく削れます。つくりだす丸みや形によって、ヤスリは使い分けてくださいね。最後の細かな調整は、紙ヤスリで仕上ますので、削り過ぎに注意しましょう。

大きくなったね。『ポスト』で気づく、子供の成長31

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「上手に描けたね。煙はもっと出るんだよ。」「いーの、いーの。」「楽しいね!」


メールちゃんがやってきてから、もう1ヶ月が過ぎようとしています。そう、2歳7ヶ月になって、もうすぐお姉さん!お婆ちゃんとしては、娘の里帰りと孫のお世話は、とっても楽しい出来事です。


小さな小さな女の子。ちょっと会わないうちに大きくなっています。娘に抱かれて手足を動かしていた赤ちゃんが、もう一人で絵を描くのですから、びっくりです。お爺ちゃんは毎日会社に行きたくないと言っています。そして、毎日、早く帰って来るようになりました。メールちゃんが可愛いんですね。


もうすぐ孫がもう一人増えます。とっても嬉しいですね。しかも、今度は男の子だそうです。楽しみ楽しみ。名前を考えなくちゃいけません。強そうな名前は、お爺ちゃんに考えてもらいましょう。


------------お子様やお孫さんのお名前を考える時に気になるのが姓名判断ですね。人の姓名から性格や人生、適職、恋愛の傾向や結婚運・家庭運、かかりやすい病気など占えると、いわれています。姓名の字画数から5つの格数を出し、伝統的・経験的な解釈を行う方法ですが、お名前の鑑定に科学的根拠や合理的な理由が無いことは他の占いと同じです。男の子であれば、女の子のように結婚して姓が変わることも少ないはず。やっぱり心配になりますね。姓にあう名前の漢字を専門家に教えていただくのもいいですね。

日本で生まれたキュートな花「サフィニア」

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だんだん暖かくなってきました。春にはちょっと、可愛い気分になりますね。ご紹介するお花は、『サフィニア ラベンダーレース』です。とっても可愛いお花をたくさん咲かせるキュートなフラワーですよ。


サフィニアの名前は、花が地面を這うように成長していくことから「サーフィン」、もともとの品種「ペチュニア」を掛け合わせて命名されました。「ラベンダーレース」は、花びらの薄紫色をラベンダーカラーと呼び、細かなラインが入っていることから、つけられました。ちょっと大人びた女の子のイメージですね。


サファニアは、お酒で有名なサントリーと京成バラ園が共同でつくりあげら品種です。サントリーの社員の方が、ブラジルに駐在中に持ち帰ったペチュニアを品種改良したことが、生まれる由縁。日本で生まれたお花なんですね。


日の光がとっても好きな花で、半日以上直射日光の当たる場所で管理することが望まれます。お花が咲くのは4月~10月。春になると街角に姿を見せます。小さな花は3cm前後、4~6cmの中輪、7~10cmの大輪があります。


----------サファニアは、ナス科ペチュニア属の花です。栄養繁殖と呼ばれる、胚(はい)や種子を経由しないで繁殖する無性生殖する品種。根・茎・葉などの栄養器官から、次の世代の植物が生まれます。日当たりがよくなければならないことと、雨に弱いことから、花壇での栽培には不向きで、プランターやハンキングに適した品種といわれています。枝がしなやかに伸びるペチュニア系の高級品種です。

木工『ポスト』ハンドメイド⑧

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今回は線引きと錐(きり)を使った穴あけの方法をご紹介します。パーツの断面・木口(こぐち)は、ヤスリで平らになりましたね。上手に斜めにならずに、できましたか?


ヤスリ掛けが終わったポスト正面のパーツを作業台の上に並べます。ぴったりと隙間なく並べてくださいね。次に全てのパーツを挟み込むように、クランプで固定します。イラストのように、上下から挟み込むような感じで止めてください。


固定が終わったら差し金と鉛筆で、穴あけの位置を描き込みます。板の厚さが1cmですので、パーツの左右両端から5mmの場所に縦線をいっきに引きます。そして、それぞれのパーツの高さの真ん中に、穴あけ位置をマーキングしましょう。鉛筆で「ちょん」と印をつければOKです。


正面のパーツは並べて側板に打ち付けますので、釘の位置が揃ったほうがいいので、一度に全てのパーツをマーキングしました。他のパーツは1枚ごとにマーキングしてくださいね。


マーキングした位置にあける穴は、釘を打つ時のガイドとなる穴ので、突き抜けるほどあける必要はありません。錐を使って板の3分の2ぐらいの深さまであけます。錐は板に対して垂直ではなく、やや傾けて穴をあけていきましょう。釘は垂直に打つとせっかくの接合部分がはずれやすくなります。イラストのように接合する板が重なる方向に向かって斜めに錐で穴をあけていくのが、コツです。次回をお楽しみに!

銅板で『インターホン・アクセサリー』をつくる⑧

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さて、今回は、前回とは違った加工方法をご紹介します。銅板に槌目(つちめ)をつけるハンマーパターン加工です。前回は「なまし」が終わったパーツをヤスリで丸く加工しました。今回は、パーツの面取りだけをして、ハンマーで叩いていく方法です。


まず、「なまし」の終わったパーツを作業台に固定します。前回ご紹介と同様に、作業台からパーツが突き出すように固定してくださいね。そして、パーツの角をヤスリで面取りします。軽くヤスリをパーツの上に置くような感じで、軽くヤスリを引きます。ここでも、パーツの形によって、半丸や平の使いやすいヤスリを選んで面取りしてください。


面取りが終わったら固定の位置を変えます。パーツを作業台の上に全て置いてから固定します。このとき、ご自宅のリビングのテーブルを作業台にしていらっしゃる方は、パーツの下に読み古した雑誌などを敷いて、テーブルが傷つかないようにしてくださいね。


固定が終わったらハンマーの丸い部分で叩いていきます。ハンマーの柄がパーツと水平になるように真上から「トン」と落とすように叩きます。力の入れ加減で、へこみの深さが変わりますので、叩き方に強弱をつけるといいでしょう。最初は軽めの力で大まかなへこみをつけていきます。次にやや強めの力で深めのへこみをつけ、最後に、また、軽めに叩いて形を整えます。叩き過ぎに注意してくださいね。


丸の無いハンマーをお使いの方は、鏨(たがね)という工具がホームセンターに売っています。先の丸い鏨をご購入ください。鏨をパーツにあてて、ハンマーで叩いていきます。力の入れ加減や手順は同じですよ!


次回をお楽しみに!

ワイヤーで『表札』をつくる⑧

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さて、今回は2文字目の「Y」です。カーリングとRが多い文字になりますので、ちょっと綺麗な形にするのは難しいかもしれません。


まず、直線のワイヤーにイラストのように小さなカールをつくります。カーリングの技法どおりでOKですよ!カーリングができたら、ちょっと大きめなRをつけます。小さなカーリングを囲むように丸めてくださいね。


クルリと丸まったら、今度は、直線の途中から上に向かって半丸のRをつくるように曲げ返します。ちょうど、下のラインが「U」の字になるようにしてください。


次に、上に向かっている直線のワイヤーを今度は下に折り返します。左のカールの上下真ん中ぐらいをラジオペンチでつかんで、カールを左に見て後ろに重ねるように曲げこんでくださいね。


だんだん「Y」の字に近づいてきましたね。下に伸びる直線のワイヤーを今度は上に向かって小さなRをつけるように曲げ返します。「Y」の字の下の部分になりますので、全体の長さを考えて、丸める位置をつかんでください。曲げこみ方は、「Y」の字の後ろ側に入るようにします。


できましたか?できたらニッパーで余分なワイヤーをカットすれば完成です!途中でカーリングと「U」の字のねじれや、下の部分の曲げ返しのねじれなどを、手で上手に調整してくださいね。次回は「O(オー)」をつくります。お楽しみに!

鉄の芸術『アイアンインターホンアクセサリーNA-1IA04BB』

アイアンインターホンアクセサリーNA-1IA04BB


伝統と格式を重んじる『クラシック』なエクステリア・スタイル。そこに似合うアイテムは、深い味わいのある芸術的な造形ですね。


インターホンをあえて隠すことなく、アクセントとなる飾りで、クラシカルなイメージを演出できるのが、『アイアンインターホンアクセサリーNA-1IA04BB』です。写真のようにインターホンの周囲に取り付けるタイプですが、無機質な機械の印象が、ガラリと変わりますね。インターホンまで高級感を感じます。まさに芸術作品。


鉄でつくられた飾りは、伝統のハンドクラフトの手法「鍛鉄(たんてつ)」の技が用いられています。鉄を切り出し、削り、槌(つち)によって、凹みをつける仕上げがされていますので、とっても手づくり感のあるアイテムですよ。もちろん、真っ赤になるほどに熱せられ、熱いうちに叩き、形づくられます。クラフトマンの汗と共に誕生するんですね。


写真のアイテムは、表面に槌目(つちめ)を残して、味わいある表情に仕上げたバーンブラック・カラーです。他にも錆(さび)の味わい深さを活かしたものや、小枝の形状など、アイアンインターホンアクセサリーのシリーズには、素敵なバリエーションがありますよ。


アンティークでクラシカルなご自宅に、お勧めの逸品です。さりげなく、控えめでありながら、演出効果抜群のアイテムですね。もちろん、ロマンチックな南欧風エクステリア・スタイルや、ナチュラルモダンなスタイルにも似合いますよ。是非、お試しくださいね!

ワイヤーで『表札』をつくる⑨

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今回は「O(オー)」をつくります!丸い形に仕上ますので、単純ですが綺麗につくるのは、ちょっと難しいかもしれません。


最初に直線のワイヤーの先端から10mmぐらいの部分をラジオペンチでつまみます。ギュッと握って、手首をワイヤーの向こう側に返すように折り返します。基本技法のカギ型づくりと同じように曲げてくださいね。


先端を折り返したら、今度はワイヤーの直線の下のほうをラジオペンチでつまみ直します。手首を内側に返して「U」字のRを描いて上方向に曲げ返します。だんだん丸くなってきましたね。


次は「O」の上の部分ですね。上方向に伸びる直線のワイヤーを少しずつRをつけながら丸めていきます。輪になって折り曲げたカギ型部分に届くように丸めましょう。


輪ができたら、丸の中心ぐらいから、内側に向かって更にRを描いて丸めます。


ここまでできれば、筆記体の「O」になりましたね。あとは、余分なワイヤーをニッパーでカットして、最初につくったカギ型に引っ掛ければ完成です。


引っ掛けたら、カギの部分はラジオペンチで締め付けておきましょう。上手に楕円の「O」はできましたか?上の部分を丸め返すときに少しずつRをつけていくのがコツです。次回は「S」のつくり方です。お楽しみに!

錆の味わいと民族的パターン『アイアンインターホンアクセサリーNA1-IA05RB』

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南欧風のエクステリア・スタイルでは、ナチュラルをベースにロマンチック、懐かしいカントリー調の演出と、コーディネートはお好みによって様々ですね。


ご紹介するアイテムは、インターホンを囲む鉄のアクセサリー『アイアンインターホンアクセサリーNA1-IA05RB』です。インターホンのボディは全て見えていますが、イメージは変わりますね!ちょっと衣替えをした感じです。鉄の素材に丸みをつけた、ハンドクラフト感たっぷりのフォルムに加工し、錆の味わいを表現して仕上ています。


鍛鉄(たんてつ)の技法の内、曲げ加工で特徴的なスタイリングに変形させているんですね。表面は実際に錆びているわけではなくルストブラウンと呼ばれるカラーリングしています。茶色に錆びた鉄の表情を再現する独特の焼付け塗装なんですよ。下部にエッチングされたデザインパターンは、渦巻状の2つの螺旋に丸い点が2つ。とっても民族的な模様ですね。


あっさりとしたデザインですが、素材の持ち味とちょっと原初的なフォルム、パターンで、ネイチャーイメージにまとまったアイテムです!ウッド調から、レンガ調、石肌、土肌など、ナチュラルなウォールにピッタリですよ。

銅板で『インターホン・アクセサリー』をつくる⑨

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丸みをつけたデザイン。槌目をつけたデザイン。2つの加工方法をご紹介しました。お好みですが、どちらをつくられましたか?それぞれ、ヤスリを掛けた表面を紙ヤスリで仕上ていきます。デザインによって、紙ヤスリの掛け方がかわりますので、ご説明していきます。


まずは、丸みをつけたパーツです。表面が丸くなっていますので、紙ヤスリを細長く切って両端を指先でつまんみます。紙ヤスリをパーツにのせるようにして、左右に動かします。力の入れ加減で、深く削れたり、浅く削れますので、確認しながら動かしましょう。溝になった部分は、紙ヤスリを折りたたんで、たたんだエッジの線の部分で削ります。


もう一つ、槌目の入ったパーツは、紙ヤスリを直方体の板に巻きつけて、テープで止めます。紙ヤスリの面が平らになるようにしておくことで、パーツの表面を平らに仕上ます。槌目を残すように削っていきますので、紙ヤスリを掛け、凹んだ部分を残して、高い飛び出た部分だけを削りましょう。槌目の中に大きな傷などが合った場合は、紙ヤスリを指先で槌目の底に押し当てて削れば、うまくいきますよ。


どちらのパーツも見る角度を変えながら、表面の状態を確認して紙ヤスリ掛けを進めてくださいね。

木工『ポスト』ハンドメイド⑨

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前回は線引きと各パーツの接合部分に錐(きり)で穴あけをする工程でした。釘打ち用のガイドですので、貫通させないで穴をつくりましたね。


今回は、表面の紙ヤスリ仕上です。各パーツから型紙を剥がします。パーツのエッジにカッターの刃をスッと通して、型紙と板の間に隙間をすくって剥がしていくと、意外にきれいに剥がれます。もし、使ったのりが板や紙に染み込む水性タイプのもので剥がし難かったり、しっかりと着き過ぎていたら、お水に着けて紙を剥がし、板をよく乾かして作業を進めてください。


木工用の紙ヤスリですが、目の粗さは様々です。紙ヤスリがけは、最初に粗い目のもので、おおまかに平らにし、仕上に目の細かいものを使います。表面を平らにするために、紙ヤスリを細長く切って、平らな板に巻きつけ、テープで止めます。あまり小さいと傷がつきやすいので、細長いパーツより大き目の板を用意しましょう。


パーツの板は、もともと平らに近いはずです。紙ヤスリを巻いた板をパーツに乗せて、そのまま平らになるように動かしましょう。表面が平らになればOKです。


角の部分は面取り(めんとり)といって、尖りを少し丸くするつもりで、紙ヤスリを掛けましょう。ささくれ立った部分は、ケガのないように注意して作業してくださいね。

希望の祈りを太陽に捧げる花「エスコルチア」

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春の日差しを受けて花を咲かせる『エスコルチア』をご紹介します。和名『花菱草』です。


カリフォルニア生まれのポピーの仲間で、意外に土手や原っぱでも見かけるワイルドさをもった花ですよ。カリフォルニアの原野で自生しているときは、太陽が昇ると花を開き、大地に日が沈むと花を閉じるという、日の光を浴びているときだけ、美しい姿を見せる素敵な花です。


花言葉は「願いをかなえて」。希望の祈りを太陽に捧げているようなイメージがつけられています。ご自宅のベランダでキュートな『エスコルチア』を育てながら、未来に向かって抱く、希望の願いを伝えてください。きっと、花の太陽への祈りが届いて、素敵な未来がやってくることでしょう。お勧めのキュートな花です!


--------------分類は、ケシ科ハナビシ草属。9月から10月にかけて種まきをします。日光を好む花で15度から20度の暖かさで、種まきから10日から14日の間に芽を出します。水はけの良い土(腐葉土など)をたっぷり入れたプランターで育てましょう。ちょっと乾き気味ぐらいの水量がちょうどいいので、長雨のときは雨にあたらない場所へ避難させるといいですよ。花を咲かせるのも日の当たるときだけですので、綺麗に咲かせたい場合は、日当たりに注意して置く場所を決めましょう。草丈は、環境にもよりますが、20cm60cmぐらいまで大きくなります。ベランダやお庭を小さな花で飾ってくれますよ!

大きくなったね。『ポスト』で気づく、子供の成長32

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「ぱぱ!パパ!いらっしゃい!」「お!元気だった?良い子にしてたかな?」「おかあさん。お世話になります。」


パパがやってきました。いよいよ弟が生まれます。メールちゃんは2歳8ヶ月になりました。久しぶりにパパに会えるので、嬉しくて仕方ありません。いつ来るのかとお婆ちゃんの家の前をウロウロとしていました。心配で、ポストもお婆ちゃんも、メールちゃんをしっかり見ていました。


やっと到着したパパは、ちょっと疲れているようですね。きっと、沢山のお仕事をこの日にあわせて、まとめて終わらしたのでしょう。大きな荷物を2つも持って、遠くからやってきたのです。


「いらっしゃい。早くお入りなさい。」


優しく微笑むお婆ちゃんに案内されて、パパが家に入ります。メールちゃんはニコニコ顔でパパについていきました。


そういえば、お手紙は届きませんでしたね。残念です。でもきっと、もう少ししたら、可愛い男の子の赤ちゃんが写ったポストカードが届くのでしょう。ポストも楽しみにしています。


-------------出産日に立ち会うお父さんも多いことでしょう。赤ちゃんは生まれて直ぐに、ママにお顔を見せると、看護士さんに抱かれて一旦、分娩室を出て行きます。検査の前に、外に待つパパやお爺さん、お婆さんに、赤ちゃんを預ける場合もありますね。その後、体重を図ったりと検査になるんです。赤ちゃんもママと一緒に頑張って生まれてきます。アクビばかりして、眠そうな赤ちゃんもいるんですよ。可愛いですね!

木工『ポスト』ハンドメイド⑩

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前回は紙ヤスリで表面を仕上げましたね。ここで、各パーツの組み立てを確認しましょう。それぞれのパーツの寸法が、きちんとあっているかを仮に並べて確認します。イラストのような組み合わせになりますので、接着や釘打ち前に確認してください。


一番大きなパーツ・板がポストの背中になる背板になりますね。この背板に左右の側板と底板を結合します。順番は底板からつけるのがいいでしょう。背板と底板が結合されれば、側板の取り付けは、とっても楽にできますよ。


背板、底板、側板で本体の箱組みができたら、前面を飾るパーツの取り付けです。アクセントのための異なる木材パーツがありますので、取り付ける順番を間違えないように順番に並べて作業するといいでしょう。取り付けは、下から順に、隙間があかないようにパーツを結合していきます。


結合するには、ガイドとして錐(きり)であけた穴に釘を立ててハンマーで打っていきますので、仮止めがないとパーツの位置がズレてしまいます。最初に接着剤で板どうしを仮止めしましょう。接着剤が乾いてから、釘打ちをしていきます。


あとは、蓋の部分を蝶番(ちょうつがい)で結合し、壁や柱に取り付けるためのパーツをつくれば作業が終わります。次回は蝶番(ちょうつがい)の取り付けです。お楽しみに!

銅板で『インターホン・アクセサリー』をつくる⑩

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紙ヤスリで表面の仕上は終わりました。今回は、インターホンアクセサリーの取り付け準備に入ります!ここでは、アクセサリーに穴をあけて釘を打ったり、長いネジやビスを通して接着固定する方法で、壁に取り付けるための準備としています。


丸みをつけたデザインのアクセサリーは、ドリルで穴あけする部分を平らにします。平ヤスリの側面の細い部分で、表面を平らに削ります。次にドリルの刃をガイドするためのくぼみをつけるために、ポンチをハンマーでトンと打ちます。


電動ドリルはお持ちですか?もし、お持ちで無い場合はホームセンターで購入できます。もし、「電動はちょっと」という方は、手回し式のハンドドリルも売っていますので、価格と使い勝手を考えて用意してくださいね。


アクセサリーをクランプで作業台に固定して、穴あけ作業です。ドリルの刃がイラストのように垂直になるように立て当ててから、ドリルの刃を回します。回転している状態からアクセサリーに当てるのは大変危険ですので、必ず、ポンチで凹みをつけた所にドリルの刃を当ててから、回してくださいね。回転速度を変えられる電動ドリルでしたら、ゆっくりのスピードで慌てずに穴あけしてください。ハンドドリルの場合は、強く押し当て過ぎないように注意して、軽めの力で手回しするのがコツです。


くれぐれもケガに注意してくださいね!

ワイヤーで『表札』をつくる⑩

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さて、前回までで、「HYO」までいきましたね。今回は「S」です。かなりクネクネと曲がった部分のある文字ですから、ラジオペンチを自在に操りましょう。


まず、直線ワイヤーの上端から5cmくらいの部分をラジオペンチでつまみ、2つ折にするように折り曲げます。折り曲げた長い方のワイヤーを角から1cmぐらいの部分からイラストのように右側にくの字に折り曲げます。


次に、くの字に折り曲げたワイヤーを1.5cmぐらいのところで曲げ返します。イラストの下段いちばん左のような形です。更に、ヘアピンのように、もとの右方向に折り曲げましょう。ここまでくれば、あとはRをつくっていく作業です。


「S」の下のふくらみになる大きめのRを少しずつ丸めていきます。そして、S字を描くように反対側に丸みをつけましょう。ここで一旦、10cmぐらいワイヤーを残してニッパーでカットしてからカーリングするとつくりやすいですよ。最後のカーリングは、外側の丸みをつけながら、内側の小さなRをつくっていく要領になります。カーリングが終わったら、バランスを考えながら余分なワイヤーをニッパーでカットして完成です!


ちょっと難しかったですね。何度かつくり直すつもりでチャレンジしてください!次回は「A」です。お楽しみに!

ジャパニーズモダン『インターホンカバー付き表札 優美』

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とってもナチュラルなイメージのインターホンカバー付き表札をご紹介します。『優美(ゆうび)』です。優しく美しいジャパニーズモダンがコンセプトのシンプルアイテム。写真はデザインラインナップの『優美02 GM1-S-Y32』です。


このブランドの特徴はステンレスの表面仕上げ。横の細かいラインの入ったヘアライン仕上げをベースにし、デザインパターンを描いていきます。ステンレスのカバーで無機質なインターホンを覆い隠して更に、お名前の文字を黒くしっかりと書き込んだ表札として機能します。


写真の『優美02 GM1-S-Y32』では、さり気ない加工で円形をつくり、和のテイストを描きこんだデザインですね。光の反射が異なることで、表情をあらわす素敵な仕上がり。


木の質感を活かし、ナチュラルなコーディネートがなされる『和モダン』なエクステリア・スタイルに、ぴったりのシンプルなフォルムと、さり気ない和のイメージ描写ですね。お勧めのアイテムです!

LED採用の人気アイテム『Gate Lamp門灯角型ヘアラインNC1-MK3HL』

Gate Lamp門灯角型ヘアラインNC1-MK3HL


夜の街から明かりが少なくなっていますね。ご主人がお勤めのオフィス街や繁華街は、いつもなら夕暮れから灯されていたビルボードのスポットランプや店舗の照明が消されています。せめて、ご自宅の玄関には、暖かな光を灯したいですね。


ご紹介するアイテムは、『Gate Lamp門灯角型ヘアラインNC1-MK3HL』です。もちろん、ライトはLEDを使用しています。節電、省エネが特に重視される今日、LEDランプは注目の照明器具です!LEDは省電力だけではなく、寿命も長い優れた光源なんですよ。


シンプルなステンレスの角型カバー。アクセントになる横長の長方形の窓が5つ並んだデザインは、幾何的なコーディネートを印象強くしますね。そしてステンレスボディの見せるヘアラインの落ち着いた柔らかな表情は、家の入り口を飾る門灯にふさわしい品格をイメージさせます。


夜には、オレンジ色の温かみのある光でウォールを照らすGateLampは、昼の顔とはちょっと違った、帰ってくる家族を迎える灯火になります。太陽の下で見せる家のデザインにももちろん似合います。


無駄を省いた都会的なデザインが特徴の『スタイリッシュモダン』なエクステリア・スタイル。素材の金属感とさり気ない表面仕上げ、長方形のデザインでまとめられたスリムなスタイリングは、洗練されたご自宅の門にピッタリのフォルムです。お勧めのアイテムですよ!

ワイヤーで『表札』をつくる⑪

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前回の「S」は、ちょっと難しかったですね。今回は「A」です。


最初にワイヤーの先端をカーリングします。小さなカールになるように、ラジオペンチの先でキュッと絞っていきましょう。クルリとカールしたワイヤーの直線部分、下のほうに大きめのRをつけていきます。少しずつ丸めていくのが綺麗にできるコツですよ。Rができたら今度は上のほうを丸めます。ゆるいRを付けるように、ここも少しずつ丸めましょう。


「A」の文字の尖った部分をつくるために、ゆるいRの先を裏側に折り返します。そして、折り返したワイヤーを右にずらしましょう。ズラしたワイヤーを左に丸め上げヘアピンを描くように右に丸め返します。Rは大きめですので、ここも少しずつ丸めましょう。


ヘアピン状のRの先端を前に掛け合わせるように重ねて、最後のハネをつくるように上に丸め返します。あとは、余分なワイヤーをニッパーでカットすれば終了です。


Rで形をつくることが連続する文字ですね。「S」のような極端な折り返しは少ないのですが、ゆるいRが多いことで、ラジオペンチを細かく動かす必要があります。最後に形を微調整して綺麗にしてくださいね!次回は「T」です。

木工『ポスト』ハンドメイド⑪

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さて、今回はポストカバー・蓋に蝶番(ちょうつがい)を取り付けます。蝶番の大きさは、板の厚みが10mmぐらいですから、開いた状態の幅が21mmぐらいで縦の長さが25.5mmぐらいのものを選びましょう。材質やカラーはお好みで選んでくださいね。ホームセンターであれば、種類もたくさんありますよ!


では、取り付けに入ります。カバー・蓋になる板を裏返して、板の端から20mmくらいの場所に蝶番を置きます。このとき、蝶番の結合部分が下になるように置いてください。左右共に同じ場所にしてくださいね。蝶番の穴をガイドに鉛筆で印をつけましょう。1つの蝶番で2ヶ所にマーキングしますので、全部で4ヶ所にマーキングできましたね。


一旦、蝶番を板からはずして、マーキングした部分の真ん中に錐でガイド用の穴をあけます。深さは、木ネジの長さの1/3ぐらいでいいですよ。角度は板に対して垂直でかまいません。コツは、あまり大きな穴にしないことと、深さを木ネジの長さよりも浅くすることです。


ガイド用の穴があいたら、蝶番を結合部分が下になるように置いて、木ネジを穴に立てます。そして、ドライバーで締めこめば、取り付け完了です。2つの蝶番を取り付けてくださいね。くれぐれも、蝶番の裏表を間違えないようにしてください。


次回は、本体にカバー・蓋を取り付けます。同じように蝶番で結合しますよ。お楽しみに!

銅板で『インターホン・アクセサリー』をつくる⑪

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取り付け用の穴あけも終わり、もうすぐインターホンアクセサリーは完成です!ドリルであけた穴の周辺を紙ヤスリで引っ掛からないように、平らにしておいてくださいね。ケガをしては大変ですから。


丸みをつけたアクセサリーは、表面を金属磨き剤でピカピカに光らせます。磨き剤は、ちょっとザラザラした感じの研磨用の液体です。ホームセンターで購入できますよ。もう一つ、ご用意いただくのは、柔らかめの布です。織り目の細かい布をご用意ください。ナイロンは不向きです。綿の布がいいですよ。磨き剤を布につけて、まずは全体に塗りつけるように擦ってから、細かい部分を布で磨いていきます。最初は軽く塗るように、次に強めに磨くようにの手順で擦ります。溝は布を当て込んで、細い串の棒などで磨くと綺麗になります。


丸みをつけたアクセサリーも槌目をつけたアクセサリーも、そのまま取り付ければ、だんだん錆びて黒ずんできます。錆びを銅の味わいとして楽しみたい方は、そのまま取り付けてもいいですよ。


磨きこんだ状態を保持するためには、保護用のクリア塗装をします。水に溶けるアクリル系でもシンナーで溶けるラッカー系でもかまいません。塗料を刷毛に薄めにつけて、全体を満遍なく塗り、溝や段差の細かな部分は刷毛の先を上手に使って塗っていきましょう。槌目のアクセサリーには、艶消しの透明塗料がお勧めです。艶ありよりも凹凸の味わいを活かせる仕上がりになりますよ!

希望の祈りを太陽に捧げる花「デルフィニウム」

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青い花びらの先が、ちょっと紫がかった花です。明るい空をイメージさせるカラーの花ですね。写真の花は、青の「デルフィニウム」。


「デルフィニウム」は、ギリシア語のイルカを表すDelphisが名前の由来。蕾の形がイルカに似ていることから、つけられました。和名は大飛燕草(おおひえんそう)。あまり、この名前は知られていません。ヨーロッパや北アメリカで生まれた花で、250種類以上もの品種があります。大きなジャイアントタイプの品種は背丈が120cmまで伸びるものも、あるそうです。切花で人気のあった品種ですが、洋風ガーデンでの園芸にも、好まれるようになっています。


品種の1つデルフィニウム・ブラックライトの花言葉は、「大天使ガブリエルの蒼いマント」と、とても格調の高い高貴な花言葉を与えられたものもあるんです。一般的な花言葉は、「高貴」「尊大」「慈悲」「清明」「あなたは幸福をふりまく」と、神様に仕える聡明な人格者のような意味がつけられています。あなたのお庭をイングリッシュガーデンにするなら、主役の花としてお勧めですよ!


--------------キンポウゲ科の属の一つ。日当たりと水はけ、風通しの良い場所が最適な栽培環境です。種からの栽培は大変難しいので、苗付けを秋にするのが一般的な育て方として知られています。寒さには強く、冬越えは意外に簡単。4月から7月に花を咲かせます。涼しい環境を好む花ですので、日本の夏の暑さには耐え切れず、枯れてしまうことが多いため、お花屋さんでは1年草として、ご紹介しています。

大きくなったね。『ポスト』で気づく、子供の成長33

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「さあ。お家へ帰ろう。お父さんお母さんお世話になりました。」


いよいよ家族4人で家に帰ります。これからは、また大変な毎日です。メールはパパが迎えにきて嬉しいみたい。私は、実家を離れるのが、かなり寂しいです。


「また、みんなでおいで。」「そうそう、小さいさんも連れてね。」


新しい家族ができました。可愛い男の子です。お爺ちゃんは、返したくないようです。お婆ちゃんも、生まれたての孫と可愛いメールと別れるのは、とっても名残りおしそう。


メールの弟の名前はレオンくん。ちょっと女の子風の字ですが「麗音」です。とっても泣き声が可愛いことから、麗しい音と書くことにしました。周りの人に声をかけると、みんなが振り向いて、力をあわせられるようにです。メールが明るい瑠璃色と書いて「明瑠」ですから、姉は綺麗な光、弟「麗音」は麗しい音ですね。お婆ちゃんは気に入っています。とってもモテそうな名前です。


メールはお姉さんらしくなってきました。さすが2歳9ヶ月。レオンが泣いていると覗き込んで心配しています。これからは、二人でレオンのお世話をしようね。


--------2歳9ヶ月頃になると、周囲への気遣いが生まれます。それまで、お友達との遊びでも、それぞれが好きなように遊んでいたのが、だんだん一緒に遊ぶようになります。また、泣いている子供がいると心配して見に行ったり、背中をポンポンと軽く叩いてなだめてみたりと、優しさの溢れる行動を始めるのです。ママはその行為を褒めてあげましょう。お絵かきも上手で、クレヨンを指先できちんと持って、自分の知っている動物などを描きます。描かれた絵を見ながら、「何かな?」というように質問して盛り上げることが大事なコミュニケーションです。

木工『ポスト』ハンドメイド⑫

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前回、カバー・蓋に蝶番(ちょうつがい)を取り付けました。簡単でしたから、きっと曲がらずに取り付けできたことでしょう。今回は、組み立てたポストの本体にカバー・蓋を蝶番で結合します。


ポスト本体の正面になる部分を下にして横置きします。そして、カバー・蓋を立てかけるように位置あわせをしましょう。左右がきちんと合っている場所にします。イラストのように立てかけたら、誰かに押さえていてもらうか、カバー・蓋の手前に、本や工具など、ちょっと重い何かを置いて、位置がズレないようにするといいですよ。もちろん、ポスト本体の底側にも同じように何か置いてズレないようにするほうが、作業はしやすいです。


前回と同じようにカバー・蓋の蝶番の穴をガイドに鉛筆でマーキングしてもいいのですが、せっかくカバー・蓋と本体の位置をあわせましたので、今回は直接、錐(きり)で印をつけます。蝶番の穴の中心に錐の先端をあてて、ポスト本体を手で押さえるようにして、グッと押します。ガイド用の穴は浅くてかまいませんので、木ネジが刺さる程度でいいですよ。


4ヶ所に錐でマーキングしたら、カバー・蓋と本体の位置をズレがないか再確認して、木ネジをガイド用の穴に立てます。そして、ポスト本体を手で押さえながら、ドライバーで木ネジを締めこみます。1ヶ所、木ネジで固定すれば、後の作業は簡単です。2つの蝶番で4ヶ所に木ネジを締めこめば取り付け完了です!

銅板で『インターホン・アクセサリー』をつくる⑫

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いよいよ、インターホンアクセサリーを取り付けます!まずは、インターホンが設置されている玄関に行きましょう。完成したアクセサリーを忘れずに持っていってくださいね。実際にインターホンの周囲に、アクセサリーを並べて見ます。仮止め用にセロハンテープや粘着性の紙テープを使うと位置の確認がしやすいですよ。


インターホンの周囲にアクセサリーをレイアウトしたら、壁に鉛筆でマーキングしましょう。アクセサリーにあけた穴を通して鉛筆の先で印をつけます。


ここからは、壁や塀の材質によって取り付け準備の方法が変わります。


塀や壁が木で、できている場合は、とっても加工が簡単です。マーキングした場所に錐(きり)で浅い釘や木ネジのガイド用の穴をあけます。このとき、釘や木ネジの長さの1/3ぐらいの深さで穴をあけましょう。深過ぎたり、大きすぎると止めることができませんから、浅めで小さくがコツです。


レンガやタイルやコンクリートの塀や壁の場合は、マーキングした場所をドリルで穴あけします。電動ドリルかハンドドリルで穴をあけますが、アクセサリーを止めるときに使うビスや木ネジの直径より小さめの直径のドリル刃を使いましょう。深さは、ビスや木ネジの長さより、やや短めの深さにします。どうしても、穴あけ作業で、思ったよりも深く大きな穴になりがちです。ドリルの勢いで深くなってしまうんですね。はじめから、やや小さめやや浅めにすることで、ピッタリの深さにできますよ。


ケガがないようにご注意ください!

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