今回は、インターホン・アクセサリーをつくるために使用する材料と道具の紹介です。
前回ご紹介したとおり、銅板を鍛金法という、熱し、切り、削って形を整え、叩いて立体的に仕上げていく方法で、作成します。そのため、材料とする銅板は厚さが3mmという少し厚みのあるものを用意します。大きさは、つくるアクセサリーを材料取りできる寸法の板を購入してくださいね。
形づくるために重要な道具が、切って削るためのものです。金属を切るための金のこぎり、削って形を整えるためのヤスリ、仕上げのための紙やすりがあります。ヤスリ、紙やすりは、全て金属用のものを用意します。木を削る木工用のものがありますので、間違えないでください。
銅板を加工しやすくするためには、一度、熱して火をとおす「なまし」の工程が必要です。ご家庭で用意できるフライパンやトング、金属のボールに鍋敷き、水を脱ぐう布巾などが必要です。熱するためにカセットボンベ用のトーチをご購入ください。ガスコンロでは危険ですのでご注意を。
アクセサリーのデザインをするために、紙と筆記用具を用意します。ここではフリーハンド主体のデザイン方法をご紹介していきますので、鉛筆と消しゴムと直定規・三角定規があれば充分です。のりとカッターは、出来上がったデザインを銅板に貼り付けるために使用します。
次回は、デザインの方法をご紹介しますので、お楽しみに!