日曜大工に、工芸の持ち味をちょっと加えて、ポストをつくるのが、木工『ポスト』ハンドメイドです。
イラストでは、つくり方をご紹介するポストの例が描かれています。最初にご紹介するポストですので、つくり易い箱型に、異なる種類の木でアクセントをつけるパターン・デザインとしています。
日曜大工は得意ですか?木の板をのこぎりで切って、カンナやヤスリで木口を削って、釘や木ねじで形に組み立てる。物を手づくりするのは、とても楽しいですね。完成したときの達成感は、何ともいえない清々しさがあります。
手づくりするポストの、まずは寸法。A4サイズの郵便物が入るように、幅30cm高さ38cmの大きさです。素材は、木の色と質感を活かした仕上がりにできるように、桜、チーク、オークの3種類を使います。ベースになるのは、ピンクがかった桜の木。硬さも調度よく、とても加工しやすい材料です。アクセントには、黄土色で脂分が多く、木の繊維の密度が高い固めのチーク材と、更に重みのあるこげ茶色のオーク材を使います。
これからご紹介する事例は、A4サイズ郵便物に合わせた大きさですが、実際につくる時には、ご自宅の玄関のスペースに合わせて、サイズを自由にお考えください。また、材料も木の種類は様々です。質感と色合いで組み合わせはデザインしてくださいね。
基本的な木の板の切り方や、削り方、組み立てのポイントなどをご紹介していきます。お楽しみに!