写真のお花はマーガレットです。みなさん、街角のお花屋さんでも、よく見かけると思います。
花言葉は、「恋を占う」「予言」「真実の愛」。ロマンチックな花言葉通り、ヨーロッパの少女たちに恋占いの花として愛されている花なんです。「好き、嫌い、好き、嫌い・・・」思いを込めて唱えながら一枚ずつ花びらをちぎります。
フランスでは、ちょっと違って「愛している」「少し愛している」「とっても愛している」「全然愛していない」と4つの言葉で占うそうです。マーガレットの花弁の数は5~20枚くらいの間で決まっていません。でも、ほとんどが奇数枚。ということは、かなりの確率で「愛している」で終わることになるんですね。せっかくの恋占いですから、気持ちよく理想の結果が出るほうがいいですよね。一度お試しください。
---------マーガレットはアフリカ西北のカナリー諸島が原産。キク科の花で、日本に入ってきたのは明治時代末期です。マーガレットといえば、一般的に一重咲きのイメージがありますが、大輪系や八重咲きなど多種多彩な品種。寒さには弱く、日本ではビニールハウスなどで栽培されます。花の見どころは2月から7月。日本で一般にマーガレットと呼ばれるのは木春菊(もくしゅんぎく)です。 英名のマーガレットは、ギリシャ語のギリシャ語のマルガリーテス〔margarites〕に由来し、その意味は真珠。学名のクリサンセマムは古代ギリシャ語に由来し、「黄金」のクリサスと、「花」のアンセマムを組み合わせたものです。----------------