3月3日。ひな祭りですね。女の子がいらっしゃるご家庭では、既に雛人形が飾れていることでしょう。
街角のお花屋さんの店頭に、桃の花が並んでいました。
キレイなピンク色の花や蕾が、黄色がかった枝から顔を出しています。
まだ、まだ、蕾も多く、咲いたばかりの小さな花が、
お祝いに備えて大きく開く準備をしているかのようです。
きっと、お嬢様も本物の桃の花が飾られていれば、喜びますよ。
-------------ひな祭りは、「上巳(じょうし)」「桃の節句」などと、いわれていますね。
その昔、厄を人形に移して祓った「流し雛」の風習が発展して、
雛人形を飾り、女の子の健やかな成長と幸せを願う現在の「雛祭り」となったのです。
雛人形と一緒に備えられる物には意味があります。
厄除けになる「桃の花」。体から邪気を祓う為の「お白酒」。
香気が邪気を祓うといわれるよもぎ「草もち」。
人の心臓をかたどって子供の健康を祈る親の気持ちの現れが「ひし餅」。
自分のかたわれでなければ絶対に合わないことから、女性の貞節を教えた
「蛤〔はまぐり〕」などです。
ひし餅や雛あられの色。白・青・桃の3色は、白・雪の大地、青・木々の芽吹き、
桃・生命を表すカラーです。
この3色のお菓子を食べることで、自然のエネルギーを授かり「健やかに成長できますように」
と願いが込められています。----------
女の子の成長と幸せを願う大切なお祭りです。
是非、桃の花をプレゼントしてください。きっと、幸せの笑顔でいっぱいになりますよ。