前回は、どんなデザインにするのか。参考例をご紹介しました。
染め方や色合いでイメージが様々になることが、おわかりいただけたでしょう。
今回は材料のご説明です。まずは、前回のデザインのご説明でも登場しました新しい材料が、
イラストの黒い和紙「うす紙無地染め」です。
むらが少なく染められたもので、淡い色から濃いめの色まで色数も豊富です。
表札の文字の部分やアクセントに使うとデザインにメリハリが付きます。
さて、準備するのは、頭を悩ませて選んだ数種類の和紙。
そして、表札のお名前の文字や考えたデザインどおりにシャープにカットするための定規にカッター、
鉛筆、消しゴム、仮止めののりです。
お名前の文字は、パソコンのワープロソフトなどで金工でご紹介したとき同様に大きめに
プリントアウトしておきます。
材料として、表札のベースになる板を用意します。ここでは、雨のことを考えてプラスチックにしました。
和紙は色がすけてしまうので、白に近い色がいいでしょう。アルミなど金属製の板でもかまいません。
あまり重くならない材料を表札サイズにカットしましょう。
次は、和紙を接着するクリアボンド。薄い和紙の色が濁らないように透明のものを使います。
仕上げとして表面を最後に保護するための透明の塗料と刷毛。
これで、材料は揃いました。ハサミやセロテープなどは、必要に応じてお使い下さい。
次回は、いよいよ制作です。