前回までで、ピースの面取り作業は完了しましたね。仕上がりはどうですか?
ピースの直角とフラットさを活かして軽く面取りをした方。より、立体的に角を大きく丸くした方。
それぞれ、ハンドクラフトの味わいがピースにでてきませんか?
3種類の色が異なるピースが完成したら、いよいよ接着です。
紙やすりをかける時に使った作業板をベース板にするために、表札サイズにカットします。
ベース板を金属にした方は、金のこぎりでカットするか、新たにベース板用の板材をご用意下さい。
ベース板の準備ができたら、ピースを上に接着していきます。
接着剤はあまり沢山付ける必要はありませんが、底面とピース同士の接合面には平らに
丁寧に塗ります。手で塗るのが嫌いな方は、小さなヘラをご用意下さい。
ピースをデザイン通りに並べて接着ができたら、今度は表札用の文字の接着です。
ここでも、あまり沢山接着剤を塗らずに、底面に平らに塗って貼り付けます。
いかがですか?色と木目の表情が異なる3種類の木材からつくったピースは、
一つひとつが表情を変えているはずです。リズミカルに並んだ寄木のような雰囲気に仕上がりましたね。
切り文字も種類によってイメージが変わりますので、プラスチックや金属的なデザイン、木肌を活かした
ものなど、色々なコーディネートを楽しんでください。
次回は最後の仕上げ、表面の保護塗料となる木固め剤の塗布です。