木の板は何種類を用意しましたか?事例では、桜、チーク、オークの3種類を使っています。
では、この種類の異なる3種類の板がもつ、自然な色を使って表札をデザインする作業に入りましょう。
今回の事例は、長方形の木片を組合せてデザインしますので、木の色に近い色画用紙を3枚
用意します。肌色は桜の板、黄色はチーク、茶色はオークです。それぞれの色画用紙を表札の
仕上がりサイズ10cm×20cmの長方形にカットします。
次に、それぞれ長方形に縦横のマス目を描きます。ここでは、25㎜角の四角いマスを鉛筆で
引きました。3枚ともマス目ができたら、黄色と茶色の色画用紙は、カッターで切っていきます。
最初に横長にだけカッターで切りましょう。
そして、肌色の色画用紙をベースにして、パズルのように黄色と茶色の色画用紙を並べていきます。
まずは、一番濃い色の茶色を縦横隣り合わせにならないようにレイアウトします。茶色ができたら
黄色を並べていきましょう。表札のベースデザインに木の異なった色で動きを表現するために、
同じ色が隣り合わせにならないように配置しました。イラストは平面構成の基本になる、縦横のマス目
(グリッド)を使った、動きを表現するめのレイアウトです。
同じ長さの木片では、動きに物足りなさを感じる方は、長方形と正方形を組み合わせてカラーレイ
アウトを考えるのもいいでしょう。木のパズルをするつもりで楽しんでレイアウトしてください。