日本の“家”といえば、瓦屋根ですね。
江戸時代、火事による被害を少なくするために、推奨されたのは、有名なお話です。
そして木目、白壁。
グレイの瓦が描く甍の波と、白壁のコントラストが、武家屋敷の雰囲気を漂わせます。
1階の白い壁には縦長の細い窓。塀には小さな四角い穴。
戦国の時代から、城、屋敷を守るために、塀には小さな窓が開いていました。
ここから、攻めて来る敵武将に攻撃をしていたのです。
小さな窓は、敵の攻撃も命中しづらくさせます。
大切なものを守るための“家”がイメージできるデザインですね。
「和」のイメージに、「洋」の幾何的な造形が、ポイント的にデザインされているオシャレなスタイル。
それが、『和モダン』です。
写真のデザインでは、2階の窓が小さな丸い形になっています。
四角い窓も横長の長方形。これが、「和」プラス「モダン」のデザイン・アクセントです。
玄関の屋根を見てください。瓦が、吹き抜けにされています。自然光で入り口を照らす構造です。
玄関の扉は、ひとつ奥まった屋根のある場所に配置されていますから、雨の日でも問題なく、
お出かけ、お帰りの時に、傘の開け閉めができるように、気遣いが感じられます。
住む人を「守り」住む人に「優しい」。
『和モダン』に似合う和風アイテムをご紹介していきます。
また、『和モダン』だからできる「洋」のイメージを盛り込むアイテムも、ご披露。
是非、コーディネイトのご参考にしてください。